ドローン活用で省力化 除草剤散布実演会を実施

 210618JAたじま ドローンを活用した除草剤散布実演会.jpgJAたじまの地域農業の担い手に出向く担当者(愛称TAC=タック)は担い手の農作業効率化を後押ししようと6月18日、豊岡市日高町府市場のほ場で農業用ドローン(小型無人飛行機)を活用した水稲中後期除草剤の散布実演会を初めて開きました。水稲担い手農家や関係職員ら約30人が参加しました。

 同防除剤の散布は、主に動力散布機で行うため、時間と労力がかかる作業です。ドローンで散布することにより、労力や時間の低減、省力化が期待できます。

実演では、1haのほ場を約10分で完了させる様子を見て、参加した農家らは驚いた表情を見せていました。

 同実演会に参加した、府市場農産の尾藤光代表は「あっという間に散布が終了した。今後省力化技術を取り入れていく予定なので、ドローンを活用して農業をしていきたい」と話していました。