10周年記念 たじまんま(豊岡)創業祭大繁盛
但馬産の農畜産物が豊富に並ぶ、JAたじまのファーマーズマーケット「たじまんま」(豊岡市八社宮)は6月、開店10周年を迎えました。7月3日、4日、10周年を祝って創業祭を開き、2日間で3134人(レジ通過人数)が来店しました。JA職員による全国のJA特産品の販売を始め、多彩な催しで10周年を盛り上げました。
たじまんまは但馬全域の生産者と消費者を結ぶ地産地消の拠点として、2011年6月に開店しました。395人から始まった生産者数は、現在900人を超えました。2020年度の来店者数は初年度の2.6倍の約31万人、売上高は初年度の3.5倍の約7億6千万。7月から売り場面積を拡大し、新鮮で安全・安心な農作物のさらなる充実を図ります。
3日の開店前には記念式典を開催しました。同JAの太田垣哲男組合長と出荷部会の梶原泰輔副部会長がくす玉を割り、10周年の節目を祝いました。太田垣組合長は「精魂込めた農産物や加工品を出荷いただく生産者、来店いただく購買者に支えられて10周年を迎えることができた」とあいさつしました。梶原副部会長は「地域の方に安全・安心な農作物をお届けできるよう、これからも頑張って出荷していきたい」と意気込みを語りました。
創業祭では、トマトやキュウリ、ナスなどの夏野菜を中心に、但馬全域から出荷された農作物や加工品などを普段より品数を増やして販売しました。店外に設けた販売スペースには、新潟県や沖縄県など提携する全国9JAの特産品が並びました。買い物時に通常の3倍のポイントを付与したり、但馬牛を特別価格で販売したりした他、農機具やガス器具を展示するなどし、多くの来店者で賑わいました。