「たじまりんどう」 出荷目合わせを実施
生産者、JFTグループ、JAたじま、JA全農兵庫などで組織する、たじまりんどう生産協議会は7月2日、養父市で目合わせ研修会を開きました。生産者や関係者ら14人が参加しました。出荷が最盛期を迎える前に今年度産の出来具合や、出荷規格、荷作りなどを確認しました。
今季は例年に比べ梅雨入りが早かったですが、生育は順調です。出荷は6月中旬から始まりお盆頃までの予定です。
研修会では、同協議会技術顧問で高木園芸の高木規之代表が出荷規格や出荷時の注意点を説明しました。たじまりんどうは鮮度を保ったまま出荷されるため、切り前が適期のものを収穫するよう促しました。また、茎の曲がりや病害虫の被害が発生すると商品価値が下がることを伝えました。
6月中旬から、早生品種のリンドウを出荷している同研修会に参加した男性は、「今季の早生リンドウは順調な価格でスタートした。出荷最盛期に向けて、管理を徹底していきたい」と意気込みを語りました。
高木代表は「コロナ禍でも花は消費者に求められる。今後も自分たちにしかできない『たじまりんどう』を多くの人に提供してほしい」と話しました。