「岩津ねぎ」栽培試験ほ場で講習会 部会員に活動周知

210824JAたじま 「ねぎパンツ」講習会.jpg JAたじま岩津ねぎ部会は8月24日、今年度から各種試験栽培を行っている朝来市内のほ場でねぎパンツ設置講習会を開きました。同部会員やJA職員など関係者、約30人が参加しました。新しく導入予定の資材や肥料を説明し、次年度以降の利用を促しました。
 同講習会では、販売メーカー社員が軟白ねぎ栽培用遮光シート「ねぎパンツ」の設置作業の実演を行いました。ねぎパンツを設置することで、土寄せを必要とせず、作業の省力化や病気のリスク軽減につながります。そのほか、密植栽培ができることで、約3割の増収が見込めるなど利点は多いです。昨年、ねぎパンツを使って岩津ねぎを栽培した荒川欣也部会長は「食味は今までの土寄せ栽培と比べて変わらなかった」と話しました。
 実際にねぎパンツの設置を体験した久洋平さんは「思った以上に楽に設置できた。今年は一部の畝で試験的に導入してみたい」と話しました。
 同部会は今年度、約130人が約20haで栽培。8月中旬の長雨の影響で、湿害が発生しているほ場が見られています。