大学生の食生活支援へ JA共済連兵庫がコウノトリ育むお米寄贈
JA共済連兵庫は9月30日、芸術文化観光専門職大学(豊岡市山王町)の学生に、JAたじま管内で栽培されている特別栽培米「コウノトリ育むお米」(コシヒカリ)を贈呈しました。共済連兵庫が大学にお米を贈呈するのは、初めての試みです。
同大学は今年4月に開校しました。平田オリザ学長がラジオパーソナリティを務めるラジオ番組のスポンサーを共済連兵庫が行っていることがきっかけです。大学では、1年次は全寮制であることから、学生は全員学生寮での自炊活動を行っています。しかし、コロナ禍でアルバイトや学生生活の様々な制限の中、親元を離れて寮生活をする学生たちの食生活を支援しようと今回の贈呈式を企画しました。
大学で開いた贈呈式では、同共済連兵庫の三森京介本部長が、84人の学生を代表して和田遥菜さんと彦坂柚生さんに目録と同米200㎏を手渡しました。和田さんは「お米を食べて、地域の皆さんがより良い生活を送ることのできる但馬地域を私たちも一緒につくり上げていくために、この大学でより一層精進していきたい」と意気込みを語りました。
JAたじまの西谷浩喜常務は、「『コウノトリ育むお米』の特徴は冷めても甘くておいしい。ぜひ学生の皆さんに毎日お米を食べてもらって勉学に励んでほしい」と話しました。