JAたじまあさご黒大豆部会 共励会に向けてほ場を審査 管理状況などを確認

JAたじま JAたじまあさご黒大豆部会共励会圃場審査 1108.jpg JAたじまあさご黒大豆部会は11月8日、生産者の栽培技術と品質の向上を目的に開く、朝来市黒大豆共励会のほ場審査を行いました。部会役員や行政、JA職員ら10人が市内14カ所を巡回。管理や生育状況などを審査しました。

 1次審査では事前に部会役員とJA職員らが、部会員77人のほ場を見て14人を選出しました。この日、審査員らが、除草や土寄せ、ほ場の管理、病害虫の有無など7項目を各9点満点で評価しました。今後、各ほ場で抜き取った株を選別、調整して規格別の比率や収量などを調べ、大粒の割合やしわ粒の混入状況、病害虫被害や着色など総合的に判断して優秀な生産者を決定します。令和4年3月に部会が開く振興大会で表彰する予定です。

 審査委員長を務めた朝来農業改良普及センターの北村紀二所長は「8月の降雨や日照不足、9月の乾燥で黒大豆栽培には厳しい気象条件だったが、巡回したほ場はいずれもしっかりと栽培管理ができていた」と話しました。

 同部会が生産する丹波黒大豆は、大粒で皮が破れにくく、色つやの良さともっちりとした食感が特徴です。11月中旬から黒大豆の荷受けを始め、12月上旬に選別作業のピークを迎えます。