朝倉山椒の苗木821本供給 根張り良く高品質 JAたじま朝倉さんしょ部会

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 JAたじま朝倉さんしょ部会は121日から3日の3日間、部会員に朝倉山椒組合で栽培された821本の苗木を供給しました。今年の苗木は特に根張りが良く、生育が順調でした。植え付けて3年後には、同部会が栽培する「朝倉さんしょ」として出荷できます。今後も注文に応じて出荷する予定です。

 2009年の部会設立以来、毎年新植本数を増やし、累計で16887本。今年度の出荷量は荒天による受粉不良で前年対比22%減の約17tでしたが、新植本数が増え続けていることから、来年度以降は増える見込みです。JAの中期計画「Plan2024」で、令和6年度に30tの出荷目標を掲げています。

 同組合の才木明組合長は「苗木を受け取った同部会員には、剪定や肥料など、植え付け後の管理を徹底してほしい」と話しました。今後は同部会の支部ごとに、増産に向けた植え付けなどの栽培講習会を開く予定です。