特産「あさご黒大豆」優秀な生産者を決定
JAたじまあさご黒大豆部会は3月3日、JA和田山営農生活センターで令和3年度あさご黒大豆共励会の総合審査を行いました。同部会の中尾盛雄部会長や行政、JA職員ら10人が、出品された黒大豆の品質を審査しました。
品評会は生産技術の改善と品質の向上を図るとともに、地域農業の活性化と農業所得の増大を目的に毎年開きます。総合審査では11月に行われたほ場審査の14ほ場が対象です。ほ場審査時に抜き取った5株を選別・調製し、大粒割合やしわ粒の混入、着色状況などを審査しました。この日の結果を基に、最優秀賞1点、優秀賞6点、優良賞数点を選びました。3月28日にJAたじま岩津ねぎ部会と合同で、生産者に対し表彰式を開く予定です。
審査委員長を務めた朝来農業改良普及センターの北村紀二所長は「8月の降雨や日照不足、9月の乾燥など、栽培には厳しい気象条件だったが、きめ細かな栽培管理と高い栽培技術で甲乙つけがたい立派な黒大豆ばかりだった」と話しました。