水稲育苗 播種作業開始
JAたじまの各育苗施設で、令和4年度の播種作業が始まっています。出石の施設では3月30日から、豊岡と和田山の施設では4月1日から作業を始めました。5月4日までに、3施設合わせて育苗箱約49万枚分の播種作業を行う予定です。
同JAでは環境に配慮した「環境創造型」米づくりの拡大を進めています。環境保護の観点から、温湯消毒苗の普及拡大を計画しています。
豊岡市出石町宮内にある出石育苗センターでは、20人ほどの作業員が主力の「コシヒカリ」など14品種の苗を育てています。播種後は出芽、緑化の工程を経て約3~4㎝の大きさにしてビニールハウスに移し、約20日間管理し出荷します。同センターでは組合員への配布が5月の連休ごろにピークを迎え、5月末まで続きます。
育苗を担当している水田農業振興課の福井英人は「苗半作と言われるように、組合員へ健苗を供給することを第一に取り組んでいきたい」と話しました。