ふるさと但馬米振興会 産地交流田で生きもの調査

220617ふるさと但馬米振興会生きもの調査.jpg

 生産者や大手米卸の神明、JA全農兵庫、JAたじまで構成する、ふるさと但馬米振興会は6月17日、朝来市和田山町の産地交流田で産地研修会を開きました。5月下旬に行った田植えに続いて2回目で、今回は生きもの調査を行いました。

 同米の販売を担う神明の新入職員を対象に、同米の取り組みや水稲栽培、生産現場の理解を深めることを目的に産地交流田での研修会を平成30年から毎年開いています。

 生きもの調査は、同振興会の構成員ら約20人が参加しました。参加者らは田んぼの水や土の中、あぜを調査し、約30種類の生き物を見つけました。行政職員から生き物の生態などを学び、同米の栽培により多くの生き物を育んでいることを実感しました。同社の麻原泰佑さんは「生きもの調査は初めての体験。改めて田んぼの中に生きものがたくさんいることがわかった」と話しました。

 今後は9月に稲刈りを予定しています。