生産工程管理が適正に行われているか確認 生協のGAP研修受け入れ つちかおり米協議会
つちかおり米協議会は7月19日、日本生活協同組合連合会(日本生協連)が行ったGAP点検研修を受け入れました。参加者の生活協同組合コープこうべ職員らは、生協版の適正農業規範(GAP)について学び、つちかおり米の生産工程管理が適正に行われているか確認しました。
研修会は、JA豊岡営農生活センター(豊岡市八社宮)で開きました。日本生協連やコープこうべ、JA役職員など約20人が参加しました。
参加者は安心農業株式会社の藤井淳生さんの講義を受け、つちかおり米を栽培する豊岡市の渡辺良策さんの栽培履歴など書類を点検しました。そのほか、渡辺さんの農作業場や圃場(ほじょう)、つちかおり米を荷受けから出荷まで行う「こうのとりカントリーエレベーター」(豊岡市清冷寺)の点検活動を行いました。渡辺さんは「当たり前にしている農作業でも、参加者からたくさんの意見をいただいたことで、改善点が見つかった。意見を真摯に受け止め、よりよい農場にしていきたい」と話しました。
同協議会は今後、研修会で出た課題や問題点を精査し、今後の運営に生かします。