JAたじま浜坂兵庫北錦生産部会は12月16日、JA浜坂営農生活センターで2022年産米の酒造好適米「兵庫北錦」の品評会審査会を開きました。部会役員や行政、JA職員ら10人が玄米20点を審査し、最上位のたじま農業協同組合長賞に中本忠さんを選びました。

　同品評会は、酒造会社へ良質な酒米を届けるため、生産者の栽培意欲や栽培技術のさらなる向上、高品質化への意識付けのために実施しています。

　審査員らは、粒が大きいものや粒ぞろいの良さ、着色等被害粒の少ないものを高く評価しました。審査委員長を務めた新温泉農業改良普及センターの小多善功課長は「今季は高温障害などで厳しい栽培環境だったが、上位に選ばれた出品物は甲乙つけ難く、難しい審査となった」と話しました。上位5点の生産者を、2023年1月下旬の定期総会で表彰します。

　そのほかの結果は次の通り。

　新温泉町長賞＝山根文雄さん

　新温泉農業改良普及センター所長賞＝尾崎範徳さん

　全農兵庫県本部長賞＝小谷則男さん

　兵庫県酒米振興会長賞＝戸田営農組合