有機野菜の出荷開始 品質上々 おおや高原有機野菜部会
おおや高原有機野菜部会は5月10日、ホウレンソウの今季の出荷を始めました。4月の気温の落ち込みの影響で生育がやや遅れたが、5月の好天に恵まれ、品質は上々です。
5月19日には、おおや高原(養父市大屋町)で初出荷式を開きました。生産者やJA役職員など関係者ら約30人が、有機ホウレンソウの出荷を祝いました。出荷時期は例年並みです。
部会には9戸が所属。標高500~700mの準高冷地に、ビニールハウス約300棟を設け、ホウレンソウなどの軟弱野菜を有機栽培しています。生活協同組合コープこうべ(神戸市)に出荷する他、コープこうべとカネテツデリカフーズと共同で令和3年度から始めた、ホウレンソウの規格外を有効活用した「ちぎり揚げ」の販売も継続して行います。
金谷智之部会長は「安全・安心でおいしい野菜を皆さんの食卓へ並べられるよう部会で協力して安定出荷に努めたい」と語りました。