純白粒「シルクコーン」出荷最盛 但東営農生活センター
兵庫県豊岡市のJAたじま但東営農生活センター管内で、特産トウモロコシ「シルクコーン」の出荷が最盛期を迎えています。
豊岡市但東町は、古くから絹織物である但馬ちりめんの産地として知られてきました。その白さが但馬ちりめんを連想させる「シルクコーン」は今年商標登録を取得し、生産者をはじめ地域を挙げて産地振興に取り組んでいます。
シルクコーンは、シルクのような白い実で、甘みが強く生でも食べられる柔らかさが特徴。より新鮮な状態で消費者へお届けするため、収穫は気温の低い午前0時頃から始めます。
約1haで3万本を栽培する三上裕也さんは「『シルクコーン』の名に恥じないよう、品質面の維持向上を徹底し出荷したい」と話した。
JAたじま但東シルク野菜部会では、今季は8人が7月5日より「シルクコーン」の出荷を開始。阪神方面の市場のほか、JAファーマーズマーケット「たじまんま」に8月中旬ごろまで出荷します。