豊岡ぶどう 出来上々

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JAたじまの葡萄(ぶどう)部は829日、JA豊岡営農生活センターで、「豊岡ぶどう」の出来を確認する品位査定会を開きました。7月中旬の梅雨明け以降は雨が少なく水不足が心配されましたが、部員の適切な栽培管理で、粒の張りが良く甘みの強い高品質なブドウに仕上がりました。

 「豊岡ぶどう」は、豊岡市で同部員45人が生産するブドウで、「ピオーネ」を主力に、「藤稔」や「シャインマスカット」など約10品種を栽培。自然環境に配慮するため、慣行と比べて農薬や化学肥料を半分ほどに抑えるよう栽培暦を定めています。

 査定会では、部員15人が9品種33点を出品。豊岡農業改良普及センターやJA職員が、重さや糖度を測定しました。「ピオーネ」の平均果房重は昨年より56g重い592gで、平均糖度は昨年(18.9)並みの18.7でした

 吉岡正人部長は「今季の豊岡ぶどうは、自慢の出来栄え。測定の数値だけでは表せない味や食感を味わってほしい」と話しました。

 10月中旬ごろまで、主に地元の豊岡の市場やJAファーマーズマーケット「たじまんま」に出荷。たじまんまオンラインショップでも販売するほか、同市のふるさと納税の返礼品としても取り扱います。