地域の伝統野菜知って 野菜収穫ツアー開催
JAたじま内にあるJJエリアセンター但馬は、JA管内の伝統野菜を収穫するツアーを新たに企画しました。
同センターは、但馬地域の豊富な地域資源を生かそうと、JAとJAグループの農協観光、航空大手の日本航空(JAL)がパートナーシップ協定を締結したことをきっかけに、2023年4月1日に設置されました。JAの旅行センター(豊岡市)内に、両社社員が一人ずつ常駐。農泊ツアー商品の開発や、援農につながる事業展開、特産農産物の販売強化などを目指しています。
ツアーは全国農協観光協会が主催。9月18日に行われ、大阪府在住の方を中心に10人が参加しました。JA管内の伝統野菜である、通常のオクラと比べて大きいのが特徴の「八代オクラ」や白ナス「進美なす」のほか、関西最大の出荷量を誇るJAの夏秋ピーマン「たじまピーマン」の収穫体験を行いました。大阪府から参加した木村佐知子さん(写真・右)は「知らないブランド農産物ばかりだったが、とても理解が深まった。スーパーで見かけたら買いたいと思う」と笑顔で話しました。
現在は、JAの朝来市特産白ネギ「岩津ねぎ」の収穫ツアーを企画中。募集は10月からを予定しています。