黒大豆圃場を審査 生育状況確認 JAたじまあさご黒大豆部会
JAたじまあさご黒大豆部会は11月10日、朝来市黒大豆共励会の審査対象の圃場(ほじょう)を巡回しました。部会役員や行政、JA職員ら7人が市内17カ所の管理や生育状況などを審査しました。
審査員らは土寄せや排水、着莢(ちゃっきょう)状態など7項目を各9点満点で評価。今後、圃場で抜き取った株を選別、調製して、規格別の比率や収量などを調べ、優秀な生産者を決めます。来年3月に部会が開く振興大会で表彰する予定です。
審査委員長の朝来農業改良普及センターの福井謙一郎所長は「今年は例年に比べて高温で、雨も少なく出来を心配したが、小まめなかん水など生産者の気象状況に応じた管理で順調に生育している」と話しました。JAたじまあさご黒大豆部会の藤田学部会長は「選別・調製を適期に行い、収量増加や品質向上に努めたい」と語りました。