通常総会4年ぶり 視察や研修増やし交流大事に JAたじまきのこ部
JAたじまきのこ部は3月5日、第29回通常総会を豊岡営農生活センター(豊岡市八社宮)で開きました。総会では、品質の向上や部員同士の交流を目的とした視察研修や講習会に力を入れることとしました。昨年までは新型コロナの影響で書面での開催だったが、4年ぶりに実開催となりました。
総会には部員やJA職員、市場関係者ら27人が参加。次年度は基本的な作業の厳守と視察研修を通して、健全な菌床や優良なほだ木を育成し品質の向上を図ります。市場関係者は「県内の販路を拡大し、販売単価の増加に努めた。適期収穫を心掛け、少しでも多く出荷してほしい」と呼び掛けました。
山﨑勇喜部長(写真)は「夏場の高温で菌床が弱りカビなどの発生が増えた。部会で講習会など行い、夏場(高温)の対策を講じたい。新型コロナの落ち着きも見られるので視察研修や懇親会を通して部員同士の交流や品質向上に生かしたい」と話しました。
JAたじまきのこ部は豊岡市内の生産者28人で構成しています。菌床や原木でのシイタケや、ヒラタケなどを出荷する。今年度の販売高は約3,100万円(税抜き)となりました。次年度は販売高4,000万円を目指します。