出荷目標必達目指す ふるさと但馬米振興会の総会で決議
ふるさと但馬米振興会は4月15日、JA本店で第15回通常総会を開きました。総会では、取り組みやすい特別栽培米として、生産部会員の拡大と収量増加を図り、出荷目標の必達を目指すことを確認しました。
総会には、同振興会の生産者役員や卸先を代表する㈱神明、JA役職員ら約40人が参加。令和4年度事業報告や令和5年度事業計画など全4議案を審議し、原案通り承認しました。
役員改選では、15年前の同振興会設立から会長を務める江尻繁さん(写真)が再任。「生産者の所得や同米の品質向上のために、各関係機関が協力して一等米比率を上げるほか、収量増加も目指そう」と話しました。
JA最大規模のブランド米「ふるさと但馬米」は農薬と化学肥料の使用量を慣行栽培の半分以下に抑えた特別栽培米「コシヒカリ」。基肥1回で施肥を行う一発肥料を採用するなど、取り組みやすい特別栽培米としてJAでは慣行栽培コシヒカリからの作付け誘導を勧めています。JA管内の但馬地域全域で790人が栽培し、出荷目標を1,800tとしている。今年は振興会設立15周年を記念して、記念式典を予定しています。