豊岡トマト出荷最盛 天候に恵まれ仕上がり上々

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 JAたじまの豊岡そ菜部トマト委員会では、6月下旬からトマトの出荷最盛期を迎えています。天候も良く大玉傾向で平均糖度6度以上と例年通り甘くておいしいトマトに仕上がりました。65日から始まった出荷は8月上旬まで続き、令和6年度は昨年出荷実績より約4t多い44tを目指します。

 同委員会は豊岡市のトマト生産者で組織しています。大玉で食味の良さと甘さが特徴の「桃太郎」シリーズを中心に、今季は9人がハウス約1haで栽培しています。出荷先は主に豊岡や神戸の市場です。今年から、市場からの要請で暑さに強い大玉トマト「麗月」「れおん」を試験的に導入しました。

 小西勲部長(写真)は、豊岡トマトの栽培を始めて53年目。約10.5a2,300本を栽培しています。早朝5時の涼しい時間帯から、一つ一つ手作業で、色づき始めたトマトを収穫していきます。小西部長は「天候に恵まれ、上々の出来に仕上がった。味の乗ったトマトを作りたい」と話しました。