高温に負けるな 水稲あぜ道講習会
JAたじま出石営農生活センターは、6月中旬から7月上旬にかけて、あぜ道講習会を豊岡市出石町内の圃場(ほじょう)5カ所で開きました。約55人が参加し、水稲の生育状況を確認し、高温など今後の気象条件に合わせた栽培管理について確認しました。
7月5日に細見地区で開いた講習会には、組合員14人が参加。講習会は、7月からの栽培管理のポイントや高温障害対策をテーマに開催しました。気象庁から、昨夏に続き今年も高温となる予報がでていることを踏まえ、登熟期に肥料切れが起こらないようにする「穂揃い期追肥」と、登熟に必要な水分を確保するための「飽水管理」の方法について、写真などの資料をもとにJA職員が詳しく解説しました。
参加した川崎晋さんは「今日から稲刈りまでにできる作業を再確認できた。品質の良いお米づくりにつなげたい」と話しました。
JAでは毎年、この時期に水稲あぜ道講習会を開いています。出石営農生活センターの担当者は「水稲に関することなど、気軽にJAの営農担当部署に問い合わせいただき、品質の良いお米の生産につなげてもらいたい」と話しました。