極早生多収穫米「ちほみのり」出荷 全量1等

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 JAたじまは8月28日、豊岡市清冷寺にある乾燥調製施設「こうのとりカントリーエレベーター」(豊岡市)で、令和6年産米出荷式を開きました。行政やJA役職員ら関係者約50人が、新米を積んだトラックを送り出し出荷を祝いました。JAの太田垣哲男組合長は「生産者の水管理・追肥など熱心な取り組みによって、品質の高いお米ができた。環境に配慮して育てた安全・安心なおいしいお米をぜひ味わってほしい」と開会のあいさつをしました。

 同日は、極早生の多収性品種「ちほみのり」をコープライスセンター(稲美町)へ約26t出荷しました。9月上旬から県内の生活協同組合コープこうべによる組合員への販売が始まります。

 昨年は登熟期の高温による高温障害が発生し品質が低下したため、今年は高温対策として飽水管理や追肥の実施を生産者に呼び掛け、生産者が品質向上を目指し手間をかけて栽培管理をおこなったことが実を結び、全量1等米の出荷となりました。JAたじまでは令和6年度、集荷計画数量360,000袋(1万800t)以上の集荷を目指します。