ピーマン販売高、過去最高1億1700万円越え、JAたじま・但東町野菜生産組合ピーマン部会

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 但東町野菜生産組合ピーマン部会は、1110日までに出荷した令和6年度ピーマン販売金額が、部会設立54年以来、過去最高の11,724万(前年同時期比111%)となり、2年連続3回目の1億円を突破しました。

 部会が栽培しているのは、JAが重点振興品目に指定している夏秋ピーマン「たじまピーマン」。JA管内全域で156人が栽培していますが、全体の出荷量の半分を同部会33人が生産しています。

 同部会の販売数量は約26トン(同95.9%)、1キロ当たり平均単価は454円(同115.8%)。猛暑などの影響で、出荷量が伸び悩む栽培環境でしたが、ほ場巡回を増やしたりして、情報共有を強化。病気などに強く、安定した収量が見込める接木苗を積極的に導入したことから、出荷量は昨年並みを維持しました。出荷シーズン通して高単価での取引が続いたことで、過去最高の販売高を記録しました。

 11月22日に、豊岡市但東町内のほ場で開いた販売高1億円達成記念撮影会で、成果を報告。3年連続での販売金額1億円の早期達成に向けて意思統一しました。同組合の今井浩幸組合長は「最近は若い新規就農者の参入もあり、生産者間で競争心が芽生えてきた。今後もお互い切磋琢磨して、生産量を増やしていきたい」と力強く誓いました。