朝来市特産「岩津ねぎ」お待たせ 180t出荷目指す 岩津ねぎ部会
JAたじまの特産白ネギ「岩津ねぎ」の出荷が11月22日から始まりました。今季は8~10月の高温で白絹病が発生し、生育が遅れた圃場(ほじょう)も散見されましたが、生産者らの情報共有や栽培管理によって順調に生育しました。JAたじま岩津ねぎ部会では今年度、180tの出荷を目指しています。販売は来年3月20日までです。
「岩津ねぎ」は部会員139人が約18haで栽培しています。白ネギと青ネギの中間種で、白根まで軟らかく、余すところなく食べられるのが特徴です。
11月22日にJA和田山営農生活センターで開いた初出荷式には、同部会員や関係機関、JA役職員ら約30人が参加しました。当日は、約600kgの初荷を積んだトラックを万歳三唱で送り出し、出荷を祝いました。
初出荷式で、同部会の石田勲副部会長は「天候には左右されたが例年通り高品質な岩津ねぎができた。部会員の努力のおかげで今年も出荷できる。おいしい品物を消費者に届けたい」と話しました。JAの山下正明専務は「生産者が丹精込めて立派に育てられた岩津ねぎが出荷される。生産者の手取りが向上するよう力いっぱい販売していきたい」と話しました。