岩津ねぎ荷姿評価 品評会 上位入賞者決まる JAたじま岩津ねぎ部会
JAたじま岩津ねぎ部会は12月12日、JA和田山営農生活センターで、岩津ねぎ品評会の生産物審査を行いました。出荷された岩津ねぎの荷姿を評価し、上位入賞者を決めました。入賞者は、3月中旬に表彰されます。
11月上旬に行った一次圃場(ほじょう)審査の結果をもとに、17人を選定しました。同日は13人が出品しました。朝来農業改良普及センターの福井謙一郎所長や同部会の石田勲副部会長など9人が、無作為に抽出された岩津ねぎL規格1ケース(10袋入り3kg)の外観や品質、品ぞろえを各項目10点満点で評価しました。
福井所長は「今季は暑い日が続き、生育が遅れるという厳しい気象条件ではあったが、そんな中でも、生産者の優れた栽培管理により、平年並みの高品質な岩津ねぎが生産された。上位入賞者は特に、技術の必要なネギの調製作業が優れていたと感じた」と話しました。
同部会では今年度、139人が栽培しています。年末にかけて出荷のピークを迎えます。販売は来年3月20日まで続き、大阪や神戸の市場に180tの出荷を目指しています。