つちかおり米 600トン出荷目指す つちかおり米協議会

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 JAたじまのつちかおり米協議会は4月11日、JA本店(豊岡市)で令和7年度の定期総会を開きました。総会では、生産計画数量600tの確実な出荷に向けて、栽培技術を向上させ、消費者に信頼される産地を持続していくと意思を統一しました。

 つちかおり米は、農薬や化学肥料の使用を抑えた特別栽培米「コシヒカリ」です。JAの推進する環境創造型農業の先駆けとして安全・安心なおいしいお米を作り続けています。

 同協議会は今年で38年目を迎えました。6支部で構成され、会員数は253人。栽培規模は約180haです。令和6年度は約534tを出荷しました。

 定期総会には、同協議会員やコープこうべ、全農パールライス、JA全農兵庫、行政ら約40人が出席しました。令和6年度事業報告と収支決算、令和7年度事業計画と収支予算など4議案を審議し、原案通り承認しました。令和7年度は、契約先に確実に出荷することや従来の産地PR活動を消費者に継続的に実施することに加え、迅速なイネカメムシ対策の実践、環境に配慮した農業を推進し農林水産省が温室効果ガスへの貢献を認証する「三ツ星ラベル」の登録を目指します。

 役員改選も行われ、再選した安岡平夫会長(写真)は「関係機関と連携しながら、みんなで楽しくより良いつちかおり米の生産に努めよう」と話しました。