ふるさと但馬米生産10周年記念して出荷式
ふるさと但馬米振興会は10月25日、「ふるさと但馬米」(コシヒカリ)の生産10周年を記念して、こうのとりカントリーエレベーターで出荷式を開き、㈱神明の精米施設に玄米13.5tを出荷しました。同振興会員ら約30人が万歳三唱で10年目の出荷を祝いました。
同振興会は平成21年11月に設立。「持続性のある稲作」の実現に向けて、生産者やJA、㈱神明、JA全農兵庫で組織し、生産から流通までが一体となった米作りを始めました。農薬と化学肥料を県の慣行基準の半分に抑えて栽培した特別栽培米です。今季は生産者1,042人で、約6万3,000袋の集荷を見込んでいます。
江尻繁会長は「高齢化などで生産者が減りつつあるが、後継者の育成にも力を入れブランドを守っていきたい」と気持ちを新たにしました。尾﨑市朗組合長は「こだわりのお米を消費者に届けられるようJAも支援していく」と力強く語りました。