特栽米「ふるさと但馬米」食味コンテスト 上位3点を実食審査
JAたじまのふるさと但馬米振興会は11月22日、約900人が栽培に取り組むJA最大規模のブランド米「ふるさと但馬米」(特別栽培米コシヒカリ)の食味コンテストをJA本店で開きました。
コンテストは、食味や栽培技術の向上に加え、生産者の増収意欲を高めることを目的に開き、今年で2回目。JA管内全域から166点の応募がありました。
審査員は、同振興会構成員の生産者や大手米卸の株式会社神明、JA全農兵庫、JA役職員など10人が務めました。審査員らは事前に測定した食味スコアの高い上位3点を食味官能審査し、順位を決めました。
今年は昨年と比べて、登熟期の高温などによって乳白米が多く発生し、1等米比率が下がったが、食味分析を行った米の平均スコアは81で、前年の79より高い結果となりました。振興会の江尻繁会長は「1等米比率が下がったことで食味にも影響があるか心配したが、食味審査したものはおいしくて安心した。来年は今年の栽培をふまえて、高温対策などを行いたい」と話しました。
表彰式は12月21日にJA本店で開く予定です。