田んぼの多様性見てみよう 交流田で生きもの調査 ふるさと但馬米振興会

 230620ふるさと但馬米産地研修会生きもの調査2.jpgふるさと但馬米振興会は620日、卸先である株式会社神明の新入社員を対象に研修会を開きました。526日に行った田植えに続き2回目で、今回は生きもの調査を行いました。神明の新入社員に、ふるさと但馬米の取り組みや水稲栽培、生産現場の理解を深めてもらうことが目的です。

 生きもの調査は豊岡市八社宮の産地交流田で行い、株式会社神明など関係者約20人が参加しました。実際に田んぼに入り、カエルや昆虫、魚類を採取し生態系の豊かさを確認しました。

 参加した新入社員は「普段、触れ合わない生きものを見ることができて楽しかった。改めて、田んぼの生きものの多さに驚いた」と話しました。

 ふるさと但馬米はJA最大規模のブランド米。化学肥料と農薬の成分を慣行栽培の半分以下に抑えた特別栽培米コシヒカリです。但馬全域で886人が栽培しています。今後は9月に稲刈りを予定しています。