「ふるさと但馬米」田植え体験 新入社員と交流 ふるさと但馬米振興会

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 JAたじまのふるさと但馬米振興会は5月下旬、豊岡市八社宮の産地交流田で研修会を開きました。振興会の生産者や大手米卸の神明、JA全農兵庫、JA職員ら26人が参加し田植えを体験しました。

 卸先である神明の新入社員に、ふるさと但馬米の取り組みや水稲栽培、生産現場の理解を深めてもらうことが目的です。

 同米を生産する八社宮営農組合の組合員から説明を受けた後、神明の新入社員11人は、慣れない手つきで稲の苗をていねいに植え付けました。

 参加した神明の新入社員は「お米に携わる企業として、生産のことを学べる良い機会だった。田植え機の操縦は難しく、農業の大変さを一瞬で感じられた。農家さんを尊敬します」と話しました。

 ふるさと但馬米はJA最大規模のブランド米。化学肥料と農薬の成分を慣行栽培の半分以下に抑えた特別栽培米コシヒカリ。但馬全域で803人が栽培しています。

 この日は、乾燥調製施設「こうのとりカントリーエレベーター」で設備構造や作業工程なども学びました。今後、6月に生きもの調査、9月に稲刈りを予定しています。