ふるさと但馬米審査に過去最多の384点 食味上位3位決まる ふるさと但馬米振興会
JAたじまのふるさと但馬米振興会は11月19日、798人が栽培するJA最大規模のブランド米「ふるさと但馬米」の食味コンテスト審査会をJA本店(豊岡市)で開きました。事前に測定した食味スコアの高い上位3点を食味官能審査し順位を決めました。
コンテストは食味の向上に加え、生産者の増収意欲と栽培技術向上を目的としており、今年で4回目です。応募点数は部会員相互の呼びかけもあり、JA管内全域から昨年より約162点多い384点が集まり、過去最多となりました。
審査員は、同振興会の生産者や関係機関職員、たじまJA女性会員など13人が務めました。外観と香り、食感、味の4項目を5段階で評価し順位を決めました。
振興会の江尻繁会長は「食味スコアが高い米ということもあり、食べ比べによる審査は難しかった。目標の出荷数量を達成するために1人でも多く会員数を増やして生産数量増加に努めることに加えて、これからも安全安心なおいしいお米作りに取り組んでいきたい」と語りました。
表彰式は12月19日、豊岡市のコウノトリ但馬空港で同振興会設立15周年を記念して、生産者を集めて行われる予定です。