片岡愛之助さんがコウノトリ育むお米のイメージキャラクターに

170116koutori1.jpg JAたじま、兵庫県、豊岡市は1月16日、歌舞伎役者の片岡愛之助さんを但馬地域のブランド米「コウノトリ育むお米」のイメージキャラクターに起用したと発表し、オリジナルステッカーを貼った米袋の出荷を始めました。様々な広告媒体を活用し、コウノトリ育むお米の認知度の向上と販売促進を図ります。

 広告媒体には、愛之助さんの名にちなんで「いつだって、愛と米がある。」をキャッチフレーズに、ご飯茶碗を手にした愛之助さんの写真を掲載。名刺大のステッカー、ポスター、大小ののぼり旗などを制作しました。東京や京阪神、沖縄などの量販店の米の販売コーナーに設置し、コウノトリ育むお米をPRします。

 愛之助さんは、平成20年から毎年秋に豊岡市出石町の芝居小屋「出石永楽館」で歌舞伎を公演しています。昨年1月に開かれた、コウノトリ放鳥10周年を記念したイベントに招かれ、中貝宗治市長と対談。コウノトリ野生復帰の取り組みに感銘を受け、贈られたコウノトリ育むお米のおいしさに感激した愛之助さんから、「歌舞伎でお世話になっている。何かできることがあれば」とイメージキャラクターを申し出があったそうです。JAたじまが、愛之助さんが所属する芸能事務所と1年間イメージキャラクターの契約を結び、契約金を含めた事業費は3者で負担しました。

 JAたじまの尾﨑市朗組合長は、「多方面で活躍されている愛之助さんの力を借り、より多くの方にコウノトリ育むお米を知ってもらいたい」と期待しています。但馬県民局の秋吉秀剛局長は、「コウノトリの野生復帰の取り組みも合わせてPRしたい」。中貝市長は、「米の品評会でもおいしいと高い評価を得ている。販売する側の力にもなるはず」と話していました。