コウノトリ育むお米の消費者と稲刈り交流
コウノトリ育むお米生産部会は9月15日、兵庫県内で食品スーパーを展開する㈱トーホーストアの消費者を招いた恒例の稲刈り交流会を開きました。豊岡市日高町のほ場で稲刈りをして、神戸市などから参加した親子連れ27人と交流しました。
同社では地産地消・地域貢献活動の一環として平成21年から「コウノトリ育むお米」の販売を始め、その売り上げの一部を豊岡市の「コウノトリ基金」に寄付しています。同社が営む県内のスーパー全店舗でコウノトリ育むお米を取り扱い、売れ行きは好調だそうです。
交流会は平成22年から毎年開催。この日は、ほ場を管理する山本営農組合の植村隆雄組合長が鎌の使い方を説明しました。参加者らはたわわに実った稲を鎌で刈り取り、収穫の喜びを味わいました。
明石市から参加した男性は、「コウノトリや環境のことを考えながら栽培する生産者の思いを知り、これからもコウノトリ育むお米を応援したい」と話しました。植村組合長は、「産地に来てもらうことでコウノトリと田んぼとのつながりや環境の素晴らしさを実感してほしい」と話していました。