コウノトリ育むお米 消費者らと稲刈り交流

190914max1.jpg

 マックスバリュ西日本㈱と西播米穀㈱が企画する稲刈り体験イベントが914日、豊岡市出石町であり、コウノトリ育むお米の生産者と消費者が農業体験を通して交流しました。

 参加したのは姫路市などから1035人。ほ場を管理する㈲グリーンいずしの皆さんに教わって、稲刈りを楽しみました。

 交流会は、同米を取り扱うマックスバリュ西日本㈱と、その卸しを担う西播米穀㈱が、より多くの消費者に同米を知ってもらい、農業に親しみを持ってもらおうと昨年から実施しているもの。兵庫県や岡山県内のマックスバリュの約90店舗で同米を販売しています。参加者は対象のお米を購入して交流会に応募した人の中から抽選で選ばれました。

 姫路市から参加した女性は「子どもにも稲刈りを体験させたくて応募。生き物を捕まえるのに夢中で楽しそう。多くの生き物がいて驚きました」と話しました。㈲グリーンいずしの狩野誠一代表取締役は、「交流会を通して私たちの思いを伝えることができるし、消費者の顔が見えることで作り手としての励みにもなる。お互いの気持ちがつながるこの機会をこれからも大切にしたい」と話していました。