コウノトリ育むお米売上の一部 首里城再建の義援金に
「首里城」(沖縄)の再建に役立ててもらおうと、JAたじまは11月8日、コウノトリ育むお米の売り上げの一部100万円を義援金として、同米の最大取引先㈱サンエー(本社:宜野湾市)に贈呈しました。尾﨑市朗組合長が上地哲誠社長のもとを訪れ、目録を手渡しました。義援金は同社を通じて沖縄で再建に取り組む関係機関へ贈られます。
尾﨑組合長は「沖縄県はコウノトリ育むお米の消費量が全国一。今回の火災で、県民の心の支えである首里城を失った衝撃と悲しみは計り知れない。産地として恩返しをしたい」と話しました。
JAたじまは11月7日から10日までの4日間、日頃の感謝を伝えようと、今年6月下旬にオープンした大型商業施設「サンエー浦添西海岸パルコシティ」(浦添市)で物産展を開きました。環境に配慮した「コウノトリ育む農法」で作られたもち米でもちをついて来場者に振る舞ったほか、JAたじま管内の関係機関と協力して但馬地域の特産品を販売しました。今回の義援金は同米の今年度の売り上げで、物産展の売り上げの一部も寄付をします。