発信力強化で新たなファン獲得へ コウノトリ育むお米推進協議会・総会

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 コウノトリ育むお米推進協議会は17日、JA本店(兵庫県豊岡市)で総会を開き、関係者14人が参加しました。2022年度産の栽培や販売状況を振り返りました。23年度は、コウノトリの野生復帰を支える同米の取り組みを消費者に対して効果的に伝え、新たなファン獲得に乗り出します。

 同協議会はコウノトリ育むお米生産部会豊岡北部支部、同豊岡南部支部、㈱イトーヨーカ堂、三井物産アグリフーズ㈱、全農パールライス㈱、豊岡市、JAたじまで構成していて、イトーヨーカドーでの同米の販売推進に取り組んでいます。

 21年産は、35精米tが販売され、販売量は前年比94%。インターネット上の交流サイト(SNS)などを駆使して、同米の取り組みを発信し、消費者に商品価値を伝えます。

 総会後に、㈱イトーヨーカ堂、三井物産アグリフーズ㈱、JAが同米の売り上げの一部である約130万円を、市「コウノトリ基金」に寄付しました。同米は、豊岡市内の小中学校の学校給食に採用されており、市「コウノトリ基金」は、学校給食などの費用に充てられます。