コウノトリの野生復帰学ぶ大学院生に コウノトリ育むお米贈る JA共済連兵庫
JA共済連兵庫は3月29日、一度絶滅したコウノトリの野生復帰などを学ぶ兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科の学生に、JAたじま管内で環境に配慮して栽培されているブランド米「コウノトリ育むお米」(減農薬タイプ)を贈呈しました。JA共済連兵庫が同JA管内の大学に米を贈呈するのは、芸術文化観光専門職大学(豊岡市)に次いで2校目。
兵庫県立大学豊岡ジオ・コウノトリキャンパス(豊岡市)でお米の贈呈式を開きました。JA共済連兵庫の三森京介本部長が、同科の学生39人を代表して溝口綾乃さんに目録と同米50kgを手渡しました。
同科では、コウノトリの野生復帰のほか、同米の栽培方法であるコウノトリ育む農法や水田の生態系などを学習・研究しています。溝口さんは「研究対象でもある同米を贈呈いただいてうれしい。おいしく食べて、学業に励む活力にしたい」と話しました。