新たな生産者 ピーマン栽培講習会を開催

2021.05.07

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 JAたじまのピーマン協議会は427日、栽培経験が3年未満の生産者を対象にした栽培講習会を開催し、但馬各地から18人が豊岡市但東町坂野のほ場に集まりました。

 同協議会但東支部の但東町野菜生産組合ピーマン部会の小西康之部会長が4月下旬の定植から6月上旬までの栽培管理を指導しました。定植を始める直前に苗にしっかりと給水させることや、初期生育を促すために、その日に定植した苗は必ずその日のうちに支柱立て、誘引まで行うよう呼び掛けました。定植作業はスピードも大事だが一つ一つ丁寧に行うことの大切さも伝えました。

 今年度から部会員になった但東町の今井勉さんは、父親がピーマンの栽培をしていたことや先輩農家に勧められ栽培を始めました。今年は16アールの圃場で1300本を定植します。今井さんは「先輩農家やJA職員に教えてもらいながら、1本あたり10キロの収穫量を目指して頑張っていきたい」と意気込みを語りました。

 同協議会が生産する「たじまピーマン」は、夏から秋にかけて収穫のピークを迎える、但馬地域の特産品の一つです。但馬全域で栽培されており、関西最大級の産地。今季は172人が約11.8ヘクタールのほ場で栽培する。