たじまピーマンのさらなる発展を
JAたじまのピーマン協議会は4月8日に本店で開いた役員総会で、産地拡大に向けた方針を固めました。仲間づくりや技術、収量、品質の向上を進め、より一層「たじまピーマン」の発展を目指します。
同協議会は令和4年度、158人で昨年同様の約11万本を栽培する予定です。令和3年産ピーマンは、販売価格の低迷が続きました。同協議会では令和4年産の栽培に向けてさらなる増産を目指しており、生産者の意欲増進を図るため、同協議会と同JAが共同で令和4年産に限り、ピーマン包装施設利用料の一部還元施策を実施します。ピーマンの出荷量に対し、1㎏当たり一律5円を還元します。また、シーズン終了後に出荷量に応じてさらなる還元を行います。
総会には協議会役員や関係機関、JAの職員ら33人が参加しました。役員改選で再選した霜倉和典会長は「事務局と一緒になって、生産者の意欲を高められるような取り組みを今後も行っていきたい」と話しました。
令和3年度の優秀な生産者と支部を表彰しました。出荷量や1本当たり収量などを総合的に判断し、優秀賞の但馬県民局長賞に但東支部の岡田江笠さんを選びました。岡田さんは「ピーマンの栽培を始めて40年で、初めて受賞できてとても嬉しい」と喜びを語りました。
その他の受賞者は次の通りです。
◇優秀賞
▽全農兵庫県本部長賞=佐々木康江さん(出石支部)
▽たじま農協組合長賞=今井浩幸さん(但東支部)
◇協議会長賞
▽新規栽培者=むらおか夢アグリ株式会社(みかた支部)、今井勉さん(但東支部)
▽優秀支部=出石支部