たじまピーマン 苗の引き渡しが始まっています
但馬地域は、夏秋ピーマンの関西最大の産地です。JAたじまが特産振興の重点品目として掲げている「たじまピーマン」の予約を受けた会員への苗の引き渡しが4月下旬から同JA各営農生活センターで始まっています。
同JAのピーマン協議会には、今年度10人の新規栽培者が加入し、158人が約11万本を栽培する予定です。
朝来営農生活センター管内では5月9日から引き渡しが始まりました。同管内では約5000本の引き渡しを10日までに行いました。ピーマンの栽培を始めて2年目の久洋平さんは同営農センターの田中正人センター長から500本の苗を受け取りました。今年度から新たに拍動かん水装置を導入しました。同装置を利用することで、ソーラーパネルを使い日射量に応じてかん水と肥料の散布が可能で、品質と収量の向上が期待できます。久さんは「同装置を導入したことで、昨年より収量を増やしたい。1人で作業をしているので大変だが、1本当たり10kgの収穫量を目指して頑張りたい」と意気込みを語りました。