優秀なピーマン生産者を表彰 小西康之さん最優秀 ピーマン協議会
JAたじまのピーマン協議会は12月15日、JA本店(豊岡市)で今季の出荷反省会と優秀な生産者を表彰しました。会員157人中、最優秀賞の但馬県民局長賞に但東支部の小西康之さん(写真左)を選びました。
小西さんは、今季ピーマンを1,650本栽培しました。協議会全体の1本あたりの収量は5.3kgだったところ、小西さんは約2倍の10kgを記録。そのほか、今年度協議会が作成したピーマン栽培に関する動画にメインで出演するなど、協議会のピーマン栽培技術向上に貢献したことが高く評価されました。小西さんは「今後はさらに、ピーマン栽培の指導に力を入れたい」と意気込みました。
協議会が栽培する「たじまピーマン」は肉厚で苦みが少ないことが特徴。今年度は6月上旬から11月末まで約560トンを大阪や神戸、京都などの市場に出荷しました。今季は7月中旬から8月中旬の全国的な干ばつが影響して野菜が品薄になったことに加え、JAや競技会役員による市場訪問など継続的な販売努力のおかげで、ピーマンの平均単価が向上。出荷量は前年対比約94%に落ち込みましたが、販売高は過去2番目に高い約2億2300万円でした。
その他の受賞者は次の通り。
優秀賞 全農兵庫県本部長賞=岡田優輝さん(但東支部)
たじま農協組合長賞=栗田匡晃さん(養父支部)
協議会長賞 新規栽培者=杉山正彦さん(但東支部)
寺前信龍さん(朝来支部)
優秀支部=朝来支部