栽培技術向上や栽培面積拡大めざす 総会で決議 豊岡ピーマン部会
豊岡ピーマン部会は3月12日、豊岡ピーマン委員会と竹野そ菜部が合併して初めてとなる第1回通常総会を豊岡営農生活センターで開きました。部会員やJA職員、行政ら約30人が参加し、総会では令和5年度事業報告や令和6年度事業計画など全3議案を審議。原案通り承認しました。
同部会の山﨑勇喜部長(写真)は「株間を狭めて定植するなど、試行錯誤して栽培本数や出荷量の増加に努めよう」とあいさつしました。
同部会では令和6年度、密植栽培や新しく導入する農薬の試験のため、展示圃(ほ)を設置します。展示圃でデータを収集し、今後の栽培に生かします。
同部会には、豊岡市内のピーマン生産者24人が所属。同部会はJA管内全域の生産組織「ピーマン協議会」の豊岡支部も兼ねていて、JAの重点振興品目「たじまピーマン」として令和5年度は約63tを主に京阪神の市場に出荷しました。24年度は約95tの出荷を目標としています。
総会後には、豊岡農業改良普及センター職員が講師となり、「スタートが鍵を握る!ピーマン栽培」と題して講義を開きました。