生育順調 役員がほ場巡回し確認
JAたじま岩津ねぎ部会は7月19日と21日、朝来市内50カ所のほ場を見て回り、岩津ねぎの生育具合、病害虫発生の有無や、ほ場の管理状況を確かめました。同部会役員とJA職員ら10人が、岩津ねぎの生育を見ながら今後の栽培管理などの意見を交わしました。
19日は、朝来市の22カ所を巡回。定植時期やほ場条件で差は見られるものの、生育は概ね良好。7月上旬の高温、多雨が生育に影響し、一部のほ場で湿害による障害などが見られたため、JA職員が、長い畝を切ったり畝間に排水溝を設けたりしてほ場の排水を良くすること、発病株は葉を除去し早めに防除することを呼び掛けました。
同部会の荒川欣也部会長は、「定植後は天候不順で生育を心配していたが、全体的に順調。今後は病害虫への予防的な防除や排水対策をしっかり行い、良質な岩津ねぎの出荷につなげたい」と話していました。