朝来市特産「岩津ねぎ」出荷始まる
JAたじま岩津ねぎ部会は11月22日、朝来市特産「岩津ねぎ」の今季の出荷を始めました。産地が定める23日の販売解禁を前に、和田山営農生活センター農業倉庫で出荷式を開き、約420ケース(1ケース3kg入り)を神戸や姫路、地元の市場に出荷しました。
岩津ねぎの生産者で組織する同部会では今季、172人が約22haで栽培。出荷量が最盛期を迎える12月半ばから1月下旬は大阪方面へも出荷します。8万ケースの出荷を目指します。
式には部会役員、JAや行政の職員、運送業者など約50人が出席。初荷を積んだトラックを万歳三唱で送り出し、初出荷を祝いました。山下正明常務理事は、「岩津ねぎは、高品質の地域ブランドとして市場からの引き合いが年々強くなっている。JAでは岩津ねぎを地域振興品目として精一杯販売し、生産者の所得向上に努めたい」とあいさつ。
荒川欣也部会長は、「生産者の栽培管理のおかげで立派なネギが集まった。今後も栽培管理を徹底し、より多くの消費者に岩津ねぎをお届けしたい」と話しました。