朝来市特産「岩津ねぎ」 収穫ピーク

2019.12.17

191213iwatu1.jpg 冬場の本格的な需要期に入り、朝来市内で「岩津ねぎ」の収穫作業が最盛期を迎えています。

 岩津ねぎは、「太い・甘い・柔らかい」のが特徴で、青葉から白根まで余すところなく食べられます。今季はJAたじま岩津ねぎ部会に所属する174人が約22haで栽培しています。京阪神や地元の市場を中心に、321日まで出荷します。

 部会の役員を務める徳網豊春さんは16aで栽培しています。白根を出荷規格の25cm以上にするため、3,4回土寄せをした高い畝から、葉が青々とした株を掘り起こします。収穫物は調製、袋詰め、箱詰めしてJAに持ち込みます。

 徳網さんは「栽培には手間をかけてきたが、収穫時が一番の喜び。雪が降るほど寒くなれば、甘みが増してよりおいしくなる。ネギ焼きや天ぷらなどいろいろ試してほしい」と話しました。