「岩津ねぎ」を使って創作料理 市内の中学生 藤次正暖さんが最優秀賞

2021.02.25

JAたじま 岩津ねぎ料理コンテスト2021 0221.jpg 朝来市の特産「岩津ねぎ」を使った料理コンテストの本選が21日、和田山クッキングスクール(朝来市和田山町寺谷)で開かれました。昨年より16作多い158作品の応募から、書類と写真の一次審査を通過した、8作品が本選に進みました。最優秀賞に、市立朝来中学校3年の藤次正暖さんが作った「岩津ねぎと蓮根の揚げまんじゅう」が選ばれました。


 同コンテストは岩津ねぎの普及拡大と、地産地消や食育の推進を目的に同市が毎年開き、今年で14回目です。同スクールの田中美智子校長を審査委員長に、多次勝昭市長、行政、JAたじま和田山営農生活センターの中村成之センター長ら9人が、味や見た目、独創性、普及性など7項目を審査しました。参加者は50分の制限時間で調理しました。
 

 最優秀賞の「岩津ねぎと蓮根の揚げまんじゅう」は、すりおろしたレンコンとみじん切りにしたネギを団子にし、モチモチ食感を出すために一度蒸してから揚げ、熱々の餡をかけたもの。ニンジンや菜の花、岩津ねぎをまんじゅうの上に乗せることで、見た目もきれいに心掛けました。ネギの食感を残すこと、レンコンにネギが負けないように工夫しました。藤次さんは「制限時間内に作れるか不安だったが、無事に完成出来て良かった。大人の参加者がいる中で、受賞できるとは」と受賞を喜びました。