定植作業簡素化へ チェーンポット定植講習会を開催
朝来市特産「岩津ねぎ」の生産者でつくる、JAたじま岩津ねぎ部会は6月16日、同市和田山町のJA和田山営農生活センター敷地内にある農業倉庫前でチェーンポット定植講習会を開きました。部会員やJA、行政ら約25人が参加し、定植前後の管理方法や簡易移植機「ひっぱりくん」の使用方法を学びました。
部会が導入している簡易移植機「ひっぱりくん」は、数珠状に連なった紙製の鉢で育てた苗を、紙がついたまま決められた株間で簡単に植え付けられます。腰などに負担がかかる定植作業を立ったまま、引っ張るだけの簡単な作業で行えます。今年度新たに部会で「ひっぱりくん」を2台導入しました。「ひっぱりくん」を部会員に貸し出ししています。
今年度から本格的に「岩津ねぎ」の栽培に取り組んでいる福本学さんは「初めて講習会に参加した。詳しく教えてもらうことができたので、指導してもらったことを今後の参考にしたい」と話しました。