「岩津ねぎ」出荷目前 目合わせ会を朝来・和田山の2会場で開催

2021.11.18

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 JAたじま岩津ねぎ部会は11月15日、朝来市特産「岩津ねぎ」が11月23日から販売解禁されるのを前に、JAたじまの朝来営農生活センターと和田山営農生活センターで出荷目合わせ会を開きました。例年は同時期に出荷決起大会を開いていますが、コロナ禍で昨年同様見送りました。

 目合わせ会に、部会員やJA職員、行政関係者らが2会場合わせて約60人が出席しました。伝統ある産地を守るため、生産者とJA職員の情報交換をこまめに行い、販売先からの需要に合わせた計画的な出荷、販売に努めることを確認しました。最もネギの需要が高くなる、出荷始めや年末に多くの出荷を呼び掛けました。今季は6万ケース(1ケース10袋)の出荷を目指します。

 同部会の荒川欣也部会長は、「今季は天候不順でネギの生育遅延が見られたほ場もあったが、平年並みに成長している。部会員には1ケースでも多くの岩津ねぎを出荷してほしい」と語りました。

 同部会では今季、149人が約20haのほ場で「岩津ねぎ」を栽培しています。来年3月中旬まで阪神間や地元の市場に出荷します。

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