「岩津ねぎ」試験ほ場で生育調査 長さや太さ調べる
JAたじま岩津ねぎ部会は10月21日、「岩津ねぎ」各種試験栽培の効果を確認するため、朝来市内に今年度設置した試験ほ場で生育調査を行いました。同部会役員や行政、職員らが葉の長さや太さ、葉数、病害虫の有無などを確認しました。
約7aの試験ほ場では、展示区、対照区、試験区を設け効果を検証しています。区域によって生育に違いがあり、今後の生育状況をしっかりと調査し、高品質・収量の増加に取り組みます。
同部会の荒川欣也部会長は「天候不順と病害虫被害で生育が心配だが、1か月後の出荷開始に向けてしっかり栽培管理していきたい」と話しました。
岩津ねぎの生産者で組織する同部会は今季、約130人が約20haで栽培しています。甘みが強く柔らかくて、青葉から白根まで余すところなく食べられるのが岩津ねぎの特徴です。今季は11月23日から販売が始まる予定です。