岩津ねぎ品評会に向けほ場審査開く
朝来市特産の「岩津ねぎ」を生産するJAたじま岩津ねぎ部会は11月19日、栽培管理の適切さや生産物の生育状態などを総合的に審査して優秀な生産者を決める品評会の二次ほ場審査を開きました。同部会の荒川欣也部会長、行政やJAの職員ら12人が一次審査を通過した21人のほ場を見て回りました。
品評会は生産者の栽培意欲の高揚を図るとともに、生産技術と品質の向上を目指し、特産物として更なる地位の向上を目的に毎年開いています。栽培面積が5a以上の生産者が対象で、9日の一次ほ場審査で、100人以上の中から生育や肥培管理などが優れる21人を選びました。
二次ほ場審査を終え、審査員長を務めた朝来農業改良普及センターの北村紀二所長は「8月の長雨や9月の乾燥などで岩津ねぎ栽培には厳しい気象条件だったが、巡回したほ場はいずれも、排水対策や土壌改良、土寄せ、病害虫駆除など栽培管理がしっかりできていた。今年の冬は雪が多い予報なので、しっかりと雪害対策に努めてほしい」と話しました。